お知らせブログ

2019-12-26 22:03:00

冬期講習「最高の思い出と共に最高の成果を!」

 今年も冬期講習がスタートしました!

 

 初日の今日は、10時から15時までが中3クラス、17時から19時までが中1クラス、19時半から21時半までが中2クラスの授業でした。特に中3クラスでは、生徒達のレスポンス(応答性)が素早いため、非常にテンポ良く授業が進みました。彼らは中1の時から比較的“のんびり屋さん”でしたが、ここへ来て受験生らしいキリリとした姿勢を身に着け、教室に程よい緊張感を持ち寄り受験勉強に励んでいます。もうすぐ卒業してしまう彼らですが、その成長を初日から実感できた今年の冬期講習は、きっと充実した内容になることでしょう。

 

 ただ、一つだけ残念なのは、冬期講習から新たに加わったメンバーが一人もいなかったことです。誠にお恥ずかしい話ではありますが、今の丘珠ベースは、地域の子ども達・保護者の方々から“選ばれる塾”ではないようです。今回の冬期講習に際しては、無料体験を経た上で入塾のご意向を確認させて頂き、必要な人数分のテキストを発注したにも関わらず、のちに他の塾に入塾したため(事前連絡なしに)受講をキャンセルされてしまうケースが複数件あり、時間的にも経済的にも大変な損失となりました。当方は家庭教師時代も含めて長年にわたり教育業を営んでまいりましたが、近年はこのような事前連絡の無い面談・体験授業・入塾のキャンセルが相次ぐようになり、“時代の変化”に当惑しております。

 

 しかしながら、このような事前連絡の無いキャンセルをされてしまう原因は、やはり丘珠ベースの側にあるはずです。丘珠ベースの近隣には学習塾が乱立しておりますが、どの塾も丘珠ベースに比べて経営規模が大きく、企業として高度にシステム化されており、恐らく子ども達の学習環境もハード・ソフトの両面において優れているのだろうと思います。私のような“得体の知れない個人”が、一般住宅である自宅を改装しただけの教室で、勉強とは直接的な関連の無い“趣味性”を前面に打ち出している学習塾は、地域の皆様からの信頼を得られるはずがないのです。たとえどんなにうちの生徒達が幸せであったとしても、うちを知らない方々からすれば、ただの“怪しい塾”でしかないのです。これこそが現実です。

 

 子ども達のために、あまりお金はかけられませんでしたが、手作りの自習机を用意しました。木のぬくもりを感じてもらえるような、温かみのある机を作ったつもりです。うちの子たちは大喜びで机を使ってくれています。けれどもそれは、“オフィス家具の専門業者が高度な品質管理の下で製造した高価な机”には、絶対に打ち勝つことはできないのです。いや、打ち勝つことに意味があるかどうかすらわかりません。確かに丘珠ベースは、近隣の他の学習塾と“競合”するのかもしれませんが、そもそも“競争”など望んでいません。正直なところ、子ども達から日々聞こえてくる近隣の塾同士による激しく冷たい競争の話には、もう耳を塞ぎたくなる思いです。

 

 丘珠ベースの良さは、わかる人にしかわからない。それでいいと思うようになりました。うちの子たちは、丘珠ベース生であることに誇りを持ち、それを共有できる仲間を増やそうと、たくさんのお友達にチラシを配り、LINEで情報発信を行い、懸命に“営業活動”をしてくれました。結果は1人の仲間も増やせずに終わりましたが、本当によくやってくれたと思いますし、その思いは十分に伝わってきました。それだけでも、丘珠ベースをつくって本当に良かったと思います。

 

 生徒達と共に過ごす時間を、これまで以上に大事にしたいと思っています。今日から始まった冬期講習もそうです。“最高の思い出”と共に“最高の成果”を狙うのが、うちの子たちが愛してやまない学習塾『丘珠ベース』です。さぁ、全員合格を目指して頑張ろう!!!