お知らせブログ

2022-10-06 12:29:00

『北海道鉄道サミット2022 in 滝野』大盛況!

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 10/1(土)、2(日)の二日間、国営滝野すずらん丘陵公園におきまして、『北海道鉄道サミット2022 in 滝野』が開催されました。当塾は、前回(2019年 ガトーキングダムサッポロ)出展したモジュールレイアウト10点に、今回新たに製作した6点のレイアウトを加え、3,000mm×3,600mmの大規模なNゲージレイアウトを展示。長編成列車の運転をダイナミックに披露しました!

 

 コロナ禍の影響で、11月にガトーキングダムサッポロで開催予定のサミットが中止となり、代わりに“ミニ”と称して滝野で開催されましたが、フタを開けてみれば会場はたくさんの子ども達で大賑わい。あまりにも多くの元気なチビッコ達が集まったことで、レイアウトの一部がダメージを受けたり、列車が脱線したり…と、現場はちょっと(かなり?)混乱してしまいましたが、それだけ注目の度合いが大きいイベントだったということでしょう。主催者の予想を上回る大盛況となり、来年は滝野とガトキンのダブル開催となる可能性も出ています。もちろん、次回も当塾は出展させて頂く予定です。

 

 今回のサミット出展にあたり、素晴らしい作品を製作してくれた塾生諸君と、それを温かく見守りご支援を下さった保護者の皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

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◆中2クラス7名チームによる新作『Polco Rosso & Fio Piccolo』

 

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アドリア海にかかる鉄橋を渡る キハ183系 特急おおぞら

 

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◆小6クラス2名&保護者チームによる新作『Dynamite / 夜の丘珠ベース』

 

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Runway “34R” では、2台のスカイラインGT-Rが速さを競い合う。

 

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◆小5クラス3名チームによる新作『スプラトゥーン』

 実は、来場者(チビッコ達)からの反響が最も大きかったのはコレです!

 

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主催者の嶋田さんからお借りしたネオンサイン。

奥にはHAC小林機長の白バイコレクションがズラリと並ぶ。

 

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◆オカンによる新作『おもちゃがいっぱい カムくんの部屋』

 

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列車は“名人”(=石橋さん)が製作したリアルなコーナーを曲がり、2019年の“旧作街道”へ。

 

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前回のサミットでは最も反響のあった『銀河鉄道999』

たぶれっと工房さんのキット(組み立てサンプル)“幻のキハ285系”が快走する!

これには多くの鉄道ファンが「カッコいい!」と感激していました。

実車は開発中止となり、本線デビューすることなく苗穂工場で解体された悲運な車両です。

 

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ジュラ紀からワンピースの世界へ。

33年前に僕の両親が買ってくれた485系「スーパー雷鳥」も絶好調!

きちんとメンテさえすれば、鉄道模型は“一生モノ”なのです。

 

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真夏のビーチからポルコロッソトンネルを覗くと、

シロクニの引く急行ニセコ号がアドリア海を渡って来た。

 

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そして翼は時代を越える―。

HAC小林機長によるジャンボ(1/100)が主役の空港ジオラマです。

 

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◆今野の姪(小1)が作った『恐竜のいる駅』

 “おかやん”と一緒に作りました。樹木の幹は紙粘土で、葉は紙を丁寧に切って作られています。

 この駅で降りた人はみんな、恐竜の………になっちゃうんだって(怖)

 

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 今野が苦し紛れに作った『滝ノ上公園の紅葉』を行く、名鉄の北アルプス号。左手へ分岐する線路は、レイアウト内部にある車両基地につながっています。苦し紛れに作ったにも関わらず、トンネルから出てくる列車にカメラを向けるチビッコ達が集まってくれたのは、“狙い”が当たってちょっとうれしかったなぁ~(笑)

 

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◆名人=石橋さんによる新作『昼下がりの賑わい』

 

 多くの人々で賑わう昭和の商店街を細密に描いた作品です。思わず溜め息が漏れてしまうほどの名作!それなのに、バタバタしていてあまり写真を撮れなかったのが悔やまれます…

 

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手前:梅沢自動車工業の裏には、“道楽息子”のオモチャ車が…

右奥:配備されたばかりの新しい消防車を見に来た子ども達

 

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 商店街のある高台からは、石橋さんの前作『旧産鉱地の昼下がり』を見下ろすことができます。トンネルを出た列車は、前作の『にゃんこ駅』と『ぐでたま駅』を通過し、『ハワイアンビーチ』で左へターンして、レイアウトの全区間を一周します。

 

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レイアウト全景

 

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 会場の外では、当塾卒業生(現在は大学生・社会人)とその友人達によるブリトーのテント販売が行われました。店主は、子どもの頃から料理が得意で、当塾に在籍していた当時、僕にすいぶんと美味しいものを食べさせてくれた男の子です。レジに立つのは、当時は僕と何度も大ゲンカしたのに(笑)、今でも時々お酒を持って遊びに来てくれる女の子です。

 

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 完売を祝して記念写真を。心地よい疲れと達成感…みんないい顔してるね!僕は全4種のブリトーを食べました。試作品から大きく進歩していて、会場を訪れた塾生や保護者の皆様からも「美味しい」と好評でした。またいつか店を出してくれないかなぁ~

 

 鉄道サミットに向けて、子ども達は様々な工夫を重ねながらレイアウトを製作してきました。子どもの意外な才能やセンスが垣間見えたり、それぞれの得意分野を活かした役割分担で互いに“出番”を創ろうとする姿勢が見えたりと、みんなの著しい成長に驚かされる毎日でした。

 

 作り手の楽しそうな姿と、会場で作品を観た人々のよろこぶ顔をたくさん見ることができました。

 

 2回目のサミットを終えて、人と人とをつなぐ鉄道模型という趣味を35年間ブレずにずっと続けてきて本当に良かったと、あらためて実感しています。35年前の夏にトミックスの『基本セット2』を初めて買ってくれた天国のオトンと、いつも懲りずに僕の趣味に付き合ってくれるオカンにも感謝です。

 

ご来場頂き誠にありがとうございました。次回も是非ご期待下さい!!!

 

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 会場内の掘り出しもの市で『基本セット2』を再会した今野と、2日間ずっと列車の運転を手伝ってくれた小6生。彼は約30年モノのクモヤ193と出会ってしまい、とうとう鉄道模型の世界に足を踏み入れてしまったのでした。教育者として、重い責任を痛感しております…

 

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当塾の小6生が購入したクモヤと、僕が26年前に購入したクモヤ。

一緒に元気よく走りました!いやぁ~鉄道模型って、本当にいいもんですねぇ~

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